「装甲騎兵ボトムズ」マラソン鑑賞(その1)
3月に買って以来、まだ一話を見たっきりのまま積んであった「装甲騎兵ボトムズ」のDVDボックスをようやくと見始める事に。
でもって、出来うる限りリアルタイムで感想を更新しようかなー、と。
取り敢えず、今日中にウド編までは見終えたいところです。
- 第1話「終戦」
郷田ほずみさんの声が若い!てゆかキリコ=寡黙ってイメージがあったので、今見直したら1話では案外とキリコのセリフがあって吃驚。
しかし、カプセルに眠る全裸の女性、ってのは規制の緩かった当時だから出来た描写だよなー(笑)
次回「ウド」来週もキリコと地獄に付き合ってもらう
- 第2話「ウド」
記念すべき(?)最初の谷口守泰作監の回。でも、まだそんなには谷口顔のキリコは目立っていなかったような。
参考:谷口守泰ウィキペディア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%8F%A3%E5%AE%88%E6%B3%B0)
2話になって郷田ほずみさんの演技も慣れて来たのか落ち着いた感じの声になってきて、一般的なイメージの「寡黙なキリコ」像はほぼこの時点で完成しています。
次回「出会い」キリコが飲むウドのコーヒーは苦い
ボトムズの予告で一番の名フレーズですね(笑)
- 第3話「出会い」
ゴウト、ココナ、バニラとレギュラーメンバーが登場した回。
この時点では3人それぞれが自分の思惑だけでキリコと絡んでいく訳ですが、それが徐々に損得だけの付き合いから仲間としてのそれに変わっていく過程がウド編の見所の一つかと。
…しかし、千葉繁さんの声も若いよなー(笑)。まぁ、バニラってキャラはメガネ程にはテンションが高いキャラではありませんが、バニラ初登場の際のセリフ「まいったまいった隣の神社」ってのは如何にも千葉さんのアドリブっぽくて面白いですね。
次回「バトリング」回るターレットから、キリコに熱い視線が突き刺さる
- 第4話「バトリング」
第1話から「例の部隊からの転属」と伏線は張られていましたが、この回で初めて「レッドショルダー」の単語が劇中で。
物語の方も前回までの対暴走族編から、治安警察の裏にいる謎の組織の存在が明らかになっていき、徐々に話の本筋に。
次回「罠」キリコも巨大な不発弾。自爆、誘爆、御用心
- 第5話「罠」
「神なら死んだはずだ」ってセリフが、最終回まで見てから見直すと中々深いセリフですねぇ。
前半は治安警察に捕まったキリコの救出、後半が組織が仕組んだリアルバトルと濃い内容の回でしたが、特にウド編で初の本格的なAT戦は見所がありました。
次回「素体」ヂヂリウムのシャワーの中から美女が微笑む
- 第6話「素体」
ここでようやくと1話以来のキリコと素体(フィアナ)の再会。
…なのだけど、あっさり素体に逃げられてしまって彼女の正体が判明するのはまだ先に。
また、今回でバニラがヘリの操縦をしていますが、これがクメン編での伏線になってくるのですね。
次回「襲撃」キリコ、敢えて火中の栗を拾うか
- 第7話「襲撃」
冒頭、ヂヂリウムの搬送時間を聞き出すために治安警察相手にキリコが一芝居打つのですが、あのキリコもそんな事が出来たんだなーとちょっと吃驚(笑)
で、そこで得られた情報を元にして、キリコ達と治安警察、それに未だ壊滅していなかった暴走族との三つ巴のヂヂリウム争奪戦が今回の話。
次回「取引」ウドの商売には死の臭い
- 第8話「取引」
前回でまんまと強奪できたヂヂリウムを換金するために、治安警察相手に取引を行うゴウト達。
…が、すんなり取引が終了する筈も無く、結局はキリコのATが乱入しての乱戦に。
戦闘の混乱の中で首尾良く現金は回収できた物の、初めて出撃してきた素体との戦闘に敗れて捕まってしまうキリコ。
今回初登場のフィアナ専用ATですが、ブルーティッシュドッグと云えばやはりこちらですね(笑)
参考:根性試しに作ってる。((http://ironwork.jp/monkey_farm/botoms/17th.html)
…もう一度リアルで見たいなぁ…
次回「救出」明後日、そんな先の事はわからない
…っと、トップランナーが始まったので一休み一休み。
CLAMPのメンバーさんって初めて見ましたが、いや皆さん案外と若いんですね。
仕事場の方も、一見漫画家の仕事場らしからぬオシャレな感じの部屋になってて面白かったり。
…そう云えば、CLAMP作品で最後まで読んだのって東京BABYLONだけだったり。
○○が死ぬって展開を抜きにしても、それ以外の個々のエピソードがシビアな物ばっかりで、絵とストーリーのギャップに驚いてたり。
さて、TRも終わって、晩御飯も食べてきたので続きと行きますかー。
- 第9話「救出」
二回目の谷口キリコの回。
谷口作監の回と云う事はイコール原動画がアニメ・アール担当の回な訳ですが、この辺の回では大規模なAT戦が無いので、アニメ・アールお得意の力が入ったメカ描写は見る事が出来ず。
この回の見所としては、キリコを助けるために折角手に入れた大金をばら撒いたバニラ達と、ばら撒きつつも3人ともが小銭を隠し持っていた辺りですね(笑)
次回「レッドショルダー」キリコ、危険に向かうが本能か
- 第10話「レッド・ショルダー」
「レッドショルダーの赤はもっと暗い。血の色だ。それとマークは右肩だ」
治安警察との戦闘用に組み上げたスコープドックの左肩をバニラが赤く塗ったのですが、それに対してキリコが放った名セリフ。
この回ではスコープドッグを組み上げた後に治安警察に包囲された所で次回に続くって形なので、戦闘シーンは次回に持ち越しでしたが、前半の治安警察の包囲網を突破するくだりだけでも十分に面白かったです。
次回「逆襲」キリコ、牙城を撃て
- 第11話「逆襲」
レッド・ショルダー、十分に暴れるの回。
とは云え、最初は重武装のスコープドッグで出撃した訳ですが、それでさえ大破して途中で別の機体に乗り換えているんですよね。この辺が主人公機が存在しないボトムズらしさの極みって云う感じで。
そう云えば、こう云うフルアーマー○○って路線は、フルアーマーガンダムとかザブングルの重武装タイプの流れなんですかね(笑)
次回「絆」いよいよキャスティング完了
- 第12話「絆」
1クール終了間近でようやくと名前がついたヒロインがかつて居たでしょうか?(笑)
てな訳で、素体→プロトワンから、キリコがとっさに呼んだフィアナと云う名が彼女の名前に。
…そう云えば、「何でフィアナって呼んだのか?」って解はあとで出て来たっけかなぁ(汗)
月刊OUTに掲載されたアニパロコミックスだと、彼女がFILAのテニスウェアを着ていて、そのロゴを見てフィアナと呼んだ、ってネタがあったような(笑)
ラストは、メルキア正規軍のAT降下で次回に。夜の闇の中で輸送機から次々とパラシュート降下するAT降下部隊の美しい事美しい事。
次回「脱出」不死鳥は炎を浴びて蘇る
- 第13話「脱出」
ウド編の終焉。
空から降下する鉄騎兵。
疾走するスコープドッグの群れ。
圧倒的な破壊の渦に巻き込まれて崩壊するウドの街。
第1クールの終わりに相応しい、見応えのある回でした。
次回「アッセンブルEX−10」傭兵は誰も愛を見ない
てな訳で、何とか1クール13話分、ウド編まで見終えました。
この調子で休日ごとに1クールずつ見ていけば、何とか盆休み前にはTVシリーズ分を見終える事が出来そうです(笑)
…それはそれとして、どうやってこのDVDボックスを実家まで持ち帰ろうかしら(汗)
(↑盆休みに実家の方の友達にDVDボックスを貸してあげる約束になってるので。…なので、今になって慌てて視聴を始めてたり(笑))