絶対地球防衛機メガラフター(ライアーソフト)体験版

てな訳で、メガラフターの体験版のうち未プレイだった第2、3話を昨日クリアしました。

正直、第一話は導入部としては微妙な出来だったと思いますが、第2話に入ってからのパスタ周りの繰り返しギャグや七海の特撮ネタとか中々面白かったですよ。第3話の強羅絶対防衛温泉の元ネタはエヴァのアレっぽいよなーと思いつつ、馬鹿馬鹿しくも燃えるものがありましたし。

燃える、っていったら主人公のピンチに現れた謎のヒーロー、ロード・デバルタージュの登場シーンもかなり燃えるものがありました。…あのマスクは、ちょっと、あんまり、カッコいいとは思えないってのはありますが(笑)


で、昨日チラッと書いたロード・デバルタージュのネーミングの元ネタですが、これは多分桜井光氏によるネーミングだと思われます。
桜井光氏も星空めてお氏や天野祐一氏と同じく遊演体のPBMマスター出身のライターな訳ですが、桜井光氏は遊演体亡き後*1もエルスウェアのPBMにマスターとして参加していました。そのエルスウェアの第一作目のPBMが「海賊王女の凱旋」と云うゲームだったのですが、そのゲームの桜井光氏の担当シナリオに「デバルタージュ」と云う名前の中ボス的な存在の敵キャラが出てきていたのですよ*2


そんな訳で、単にネーミングを流用してきただけだと思いつつも、このPBMの桜井光担当シナリオにおいて完膚なきまでのバッドエンドを体験した自分*3にとって、この名前はかなり複雑な物があったり(笑)


…ええと、かなり話が脱線した風味ですが。


今回のメガラフター、シナリオの方は中々面白い感じに仕上がってきていますが、システム的な面、特に今回の売りであるカードバトルと経営シミュレーション部分ですが、「カードバトルで敵宇宙人を捕獲する」→「捕獲した宇宙人を使ってカード作成用のネタや資金を集める」と云った感じで、カードバトル部分と経営シミュレーション部分を密接に絡めてあり結構良く出来てると思います。経営シミュレーション時のレスポンスも悪くないですし。


てな訳で、個人的にはかなり期待値が高まってきた作品になってきました。今のところはいい感じの出来ですので、あとはシミュレーション周りのバグだけは出ないように作って欲しい物ですね(笑)

*1:潰れてないって(笑)。遊演体が98年の「星空までは何マイル?」を最後にPBMから撤退した後、って意味合いですね

*2:正確にはデバルタージュと云う名前の個体では無くって「平等のデバルタージュ」とか「犠牲のデバルタージュ」と云った、「○○のデバルタージュ」と云う複数の個体が登場していました

*3:とは云え、ハッピーエンドにいたるためのフラグを一つも立てる事が出来なかったプレイヤーサイドの責任なんですが(汗)