宇宙戦艦ヤマト2199 第七章

てな訳で、新宿ピカデリー宇宙戦艦ヤマト2199第七章の舞台挨拶回を見てきましたよ。…このフレーズも今回限りかと思うと一抹の寂しさが…

…今回はロングPVも間に合わないほど製作が逼迫してましたしね。結城信輝さんのツイートによると、結城信輝さんの原画チェックが完了したのが8月19日で、よくそれでその週末の公開に間に合うものだと吃驚したり。ただ、4話分を約二カ月(第六章公開からのカウントなので、実際は前後してると思うけど)で作った割には、第六章後半2話程には作画の乱れが感じられない出来にはなっていたと思います(作画的な面ね)。…まぁ、作画の乱れ云々の前に25話の作成が一部間に合わなくって、劇場公開版は短縮版になってはいましたが…(とは云っても、劇場で観てる限り違和感はほとんど感じませんでしたが)

で、肝心のストーリーですが、よくもまぁ上手く残り四話でまとめ上げたものだと思います。旧作そのままの要素、旧作からアレンジされた要素、全くの新しい要素、それぞれが上手くまとまって、旧作のリメイクとしては文句ない出来だったと思います。てゆか、旧作要素のうち、あのセリフはやっぱり泣かすよなー、と。

以下、ネタバレなので反転で。
・行けっアクシズ
・旧作ではガミラスを滅ぼしたヤマトが、2199ではガミラスをも救ったんだなぁ。
ツイッターで見かけたネタですが、「波動砲で敵を殲滅したがってた南部が初めて撃った波動砲ガミラスを救うための物だった」、ってツイートがなるほどなー、と。
・ノラン貴様ー!→ノラン様ごめんなさいあなたの行動は泣きました。
・まさかの水着回(笑)。原画のうるし原智志さんの担当はやっぱりここなんだろか(笑)
・岩田ー!遠山ーー!死んで無いよね…?
・タラン兄は苦労人だな…
・古代守の扱いをああしてくるとはなー。24話で守に関する話は終わった…と思わせておいて、最終話でああしてくると云う二段オチは見事でした。てゆか、あの辺はトチローだよね(笑)
・ヒス副総統株急上昇。でも、ただのロリコン説も(笑)
デウスーラの艦橋部分が分離離脱してるのが確認できたり。
・「地球か…何もかも皆懐かしい」の名セリフは2199でも健在で、BGMと相まって泣けました。そして、沖田艦長の死からあの展開になるのは上手い落とし所を見つけたよなー、と。
・地球に帰り着いたヤマト、そして地表に浮かび上がるオカエリナサイの文字…ってネタを考えてたら、まさか本編でああ使って来るとは思わなかった(笑)


取り敢えず記憶に残ってる範囲ではこんな感じですかねー。今回BDの販売が無いので見返せないのよね(でも、2回見てたからこそ判った部分もあったり。デウスーラの艦橋分離とか)

今回の舞台挨拶は出渕監督に小野大輔さんと鈴村健一さんでした。
宇宙戦艦ヤマト2199ついに完結!小野大輔「ありがとう」と感謝で声震わせる(http://newslounge.net/archives/91208)(微ネタバレあります)
小野大輔鈴村健一宇宙戦艦ヤマト2199』完結に感無量!(http://www.cinematoday.jp/page/N0055812

芸能ニュースラウンジの舞台挨拶レポートは毎回情報密度が高くって重宝してます(微ネタバレもありますが)
記事中にもありますが、小野大輔さんの「森くん…、森くん、森くん!雪ぃーーっ!」の生絶叫が聴けたのがとても良かったです。あ、あとは鈴村健一さんの「まだ出渕監督と特撮の話してないんですけど?」の辺りとか(笑)


さて。これで宇宙戦艦ヤマト2199も遂に完結した訳ですが(まだ25話及びBD、地上波版の作業は残ってますが)、続編については記事中にあるように出渕監督は否定されてましたが、個人的には続編って云うか外伝であるとか地球に戻った後のヤマトクルーのその後の話的な物は見てみたいかなー、と。…あえて続編ならば、2を飛び越えてヤマト3ベースでも良いかなとは思ったり(笑)。第七章でフラーケンと次元潜航艦の出番も無かったし。あ、あと、ヤマト2的な物を作るのならば、アンドロメダ以下ヤマト2デザインの地球艦隊を玉盛順一朗さんでリファインして欲しい気分と、同じく玉盛順一朗さんデザインで、2199のキリシマ、ユキカゼの発展型のまったく新しいデザインで見たいという気分が混在してたり。…でもまぁ、どちらにしても波動砲は搭載できないんですけどね(何気にネタバレ(笑))

それではスタッフの皆さま、ヤマト2199完結お疲れさまでした。最後まで楽しませていただきました。残る地上波放送とBDも楽しみにしております。

…さて、第七章のBD申し込まないとなー(笑)