『世界樹の迷宮』ディレクター 新納一哉氏ロングインタビュー【第五回】

http://www.nintendo-inside.jp/news/197/19737.html

今回は主にキャラクターデザインとかお二人の萌え論(笑)について語られています。

― キャラクターについて質問を続けますね。最近こういうちょっと萌え系って言ったら良いのか、そういった傾向のキャラクターが市場で増えてきてると思うんですけど、そういうのも意識してはいますか?

新納 当然、その傾向は開発者として意識はしていますね。

宇田 これ萌え系なんですかね?このキャラクターを採用するときに、マーケティング的に考えて抵抗はなかったです。男性にも女性にも「お、かわいいじゃん」って言ってもらえるような傾向を意識して採用しました。実際『P3(ペルソナ3)』のユーザーイベントに併せてこのゲームを見てもらったんですけど、女性のユーザーの方からもキャラクターに関しては好評でした。だから、萌えって言われると、そう?ってなりますね。

新納 いわゆる萌え狙いではなかったよね。今回はかわいいキャラで行こう!とは言っていたけど。

宇田 萌えって言われると「パンチラ!」とか「絶対領域!」とかそういうのが浮かんでしまうので(笑)。

一同 (爆笑)

宇田 逆にそういった萌えユーザーの方に向けているって言ってしまうと、そのユーザーの方々に失礼ですよね。僕らなんて「萌え」に関してはまだまだ勉強不足です。そんな僕らがこれを「萌え」だなんて言ったら「俺たちになんか向けてねーよおめーら!全然萌えを理解してねえ!」って言われると思います。

萌えユーザーて(笑)。