「スケッチブック・ボイジャー」

kourun2005-09-19

てな訳で、今日は以前(http://d.hatena.ne.jp/kourun/20050904#p2)に書いた演劇集団キャラメルボックスhttp://www.caramelbox.com/)の「スケッチブック・ボイジャー」(http://www.caramelbox.com/stage/sketch2005/index.html)と云う芝居の福岡公演千秋楽を見てきました。

キャラメルボックスの名前は、ローレライに出演された上川隆也さんが所属している劇団と云う事で認識してはいましたが、特に舞台を見に行くって事は全く考えてはいませんでした。これまで舞台なんて一度も見に行った事もありませんでしたし。
…が、先の日記で書いたようにたまた見かけたポスターで福岡公演があることを知り、しかもそのポスターのイラストが好きな作家さんである鶴田謙二さんだった事もあり、思い切って初めて演劇を見に行く事に。


今回の公演はほぼ完全なダブルキャストで、どちらの組のチケットを取るかかなり迷ったのですが、主人公の二人がオリジナルキャストらしいジェミニチームの方でチケットを取りました。こちらの方が千秋楽を見ることが出来ましたし。
チケットの方はネットで事前予約を行い当日直接劇場で購入するって形であったため、S席とは云え劇場に行くまで席がどこであるか判らなかったのですが、幸い前から7列目の真ん中辺と云う中々良い位置で見ることが出来ました。


で、初めて舞台を見た感想ですが、一部音響が大きすぎて役者さんの声が聞き取りづらかった所もあったりしましたが、全体的には面白かったです。
役者さんの演技を生で見るってのは初めての経験でしたので、演技の良し悪しってのは判断つけられませんが、そんな素人目にも主役の一人である諸星を演じる西川浩幸さんの演技は飛びぬけて上手かったように感じられました。


あとは、この舞台は大まかには「締め切りを抱えた女流漫画家のはらと編集者の諸星の現実世界」と「彼女が描く漫画「流星ナイト」の世界」が交錯していくって感じのストーリーなのですが、その「流星ナイト」の登場人物が宇宙海賊だったり広域宇宙警察対海賊課だったり、さらにはその海賊課の刑事が「敵は海賊!」って云ったりするのは神林長平ファンとしては嬉しかったり。


次回作は梶尾真治原作の「クロノス」(http://www.caramelbox.com/stage/chronos/index.html)と云う事ですが、残念ながら福岡公演は無いので見る事は出来なさそうです。
てゆか、昨年の「ブラック・フラッグ・ブルーズ」(http://www.caramelbox.com/stage/black2004/index.html)がちょっと見てみたかったり。
…当分再演はしないだろうなぁ…