今日の感想

バッカーノとしては2月の2001以来、6ヶ月ぶりの新作となる1933の上巻です。
今作品が成田先生の10作品目と云う節目的な作品になった所為か、今回は主だったバッカーノキャラが総登場しています。描写が全く無かったのはラッドと2001のキャラぐらいでしょうか?(2001も、名前だけならエルマーも出てきてますが)
その中でも今回の主役格がチックとマリアな訳ですが、1932でチョイキャラだった彼らがこうして主役を張るなんて思ってもいなかったですね(笑)
思ってもいなかった、といえばジャグジー達の再登場で、こちらは全くの予想外だった分嬉しさ100倍って云うか。相変わらず気が弱いけど決めるべきところはビシッと決めるジャグジーがカッコ良かったです。ニースとの仲も微妙に前進していたようですし(笑)
全体的な話としては、主要キャラが総登場してさぁ話はここから、ってところで下巻に続くって感じになっていたと思います。上巻でもシャーネ×マリア、マリア×アデルとチャンバラシーンはありましたが、当初の予想よりは「刃物使い」達の戦いがあまり無かったので、その辺は下巻に期待ですね。

…クレアの登場で何もかも全部滅茶苦茶になりそうな気もしますが(笑)